嫌がる歯磨き方法とは?
  1. 【犬や猫】歯磨き術ご紹介~とにかく嫌がるワンちゃん、ネコちゃんのために~

【犬や猫】歯磨き術ご紹介~とにかく嫌がる
ワンちゃん、ネコちゃんのために~

ステップ①お口の中を触られることに慣れさせよう

ステップ①お口の中を触られることに慣れさせよう

犬や猫が歯周病になるリスクが高まるのは3歳頃と言われていますね。でもそれ以前は絶対にかからないということではないこと、また歯磨きに慣れさせるまでの準備期間はたっぷりとっておいたほうがいいことから、乳歯が生え始める生後2〜3ヶ月の時期から飼い主が口を触ることには慣れさせ始めるのがいちばんいいでしょう。

歯磨きをするためには、最終的には歯ブラシを口の中に入れるのを怖がらないようにしなければなりません。その第一段階としてまずは飼い主が口に触ることに慣れさせてください。この段階で口を開けさせる必要はありません。頭や顔をなでたりしながら、唇に触れることを目標にしましょう。唇とは、鼻の下にある毛が生えていない部分のことです。

このとき、指にペースト状のおやつをつけておき、唇に触れさせてくれたご褒美にそれをなめさせるようにすると、指を口に入れることに慣れさせることもできます。

ステップ②ガーゼでお口の中を触れてみよう

ステップ②ガーゼでお口の中を触れてみよう

口に触れられるのを嫌がらなくなったら、今度は口の中に指を入れることに慣れさせていきましょう。このステップの目標はガーゼを巻いた指を口に入れることです。まずは何も巻いていない状態の指を口に入れます。首を振って嫌がる、唸る、吠える、とった行為は怖がっている証拠なので、その場合はまだステップ①が完了していないと思って我慢強く①を続けましょう。

指を入れられるのを頭をなでられるのと同じ感覚で受け入れるようになったら、今度は指にガーゼを巻いて入れてみます。この時、乾いたガーゼを口に入れると不快感を与えてしまいますので、濡らしたガーゼで始めてください。ガーゼの先に犬や猫が好む味の歯磨きペーストをつけてやってみてもいいでしょう。

最初は唇をめくって見える範囲くらいまでにしておいてください。いきなり奥に指を入れるとそれが嫌な体験としてすり込まれてしまう恐れがあります。とにかく怖がらせないことが重要。そのためにはこちらが怖がってはならず、また無理強いしてもいけません。

ステップ③歯ブラシで少しずつ磨く歯を増やしていこう

ステップ③歯ブラシで少しずつ磨く歯を増やしていこう

ガーゼに歯みがきペーストをつけて口の中に入れる、届く範囲の歯を磨いてみる、というのに慣れて来たら、今度は歯ブラシに変えて同じ事をやってみます。最初は指にはめるタイプのゴム製の柔らかい歯ブラシを使うと、濡れたガーゼを巻いた指を入れられるのとさほど変わらないので、意外とすんなり受け入れてくれるかもしれません。それに慣れて来たら、今度は本格的な歯ブラシに挑戦です。

最終目的は奥の歯の表も裏もしっかり磨くことですが、これもまた焦りは禁物です。最初はブラッシングのしやすい位置にある歯から始めて、徐々に全体を磨くようにしていきます。このとき、犬や猫を膝にのせて抱きかかえる形で行うと安心してやらせてくれる可能性が高いので、是非やってみてください。

それでも嫌がるワンちゃんネコちゃんには・・・

それでも嫌がるワンちゃんネコちゃんには・・・

上記の手順を追っても、どうしても磨かせてくれるようにならない・・・ということもあるかと思います。ある程度大きくなってから引き取った犬や猫、または虐待を受けた経験のある動物は、そう簡単には磨かせてくれないでしょう。

そんな時に取るべき手段は、ほんの少し状況が進んだら「とにかく褒める」こと。ご褒美のおやつを手のひらに乗せて、それを握った状態の手で磨く、という方法もありますが、そちらが気になって興奮状態になってしまうとさらに磨きづらくなりますので、その辺は犬や猫の性格や心の開き具合に合わせて模索してみてください。

それでもどうしてもダメな場合は、ペットサロンで歯磨きをしてもらうという方法もあります。料金は1回500円〜1,000円が相場です。トリミングのコースに歯磨きが含まれるところもありますので、通える範囲内にあるサロンをチェックしてみてください。

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