犬や猫の歯周病の検査ってどういうことをするの?
ワンちゃんネコちゃんの口腔内の診察
愛犬や愛猫の「口臭が気になる」「食欲がなくなった」「食べるスピードが遅くなった」「歯茎が下がっている」「噛み方や食べ方が変わった」「突然歯が抜けた」など、普段と違う様子が気になったら、まずは歯周病を疑ってみましょう。「うちの子は歯磨きをしているから大丈夫!」という人も、磨き方に失敗している可能性がないとは限りませんよね。何らかの気になる症状が出ている場合は一度獣医さんに診てもらって、何もなければ正しい歯磨きのしかたを教えてもらうのもいいと思います。
ペットを動物病院の歯科に連れて行くと、まずは診察を受けることになります。そこで口の中の検査を行い、歯科受診経験の有無や最近の様子について飼い主が問診を受けます。この時に行われる口腔内の診察および検査では、以下の項目について調べます。
- 歯垢・歯石の沈着
- 口臭の有無
- 歯肉の状態
- 喉の奥の状態
- 歯の状態
この時の検査によって歯周病の疑いがあるかどうかがまずは判断されます。そして疑わしいと診断された場合には以下の検査に進みます。